燃料供給装置も進化している輸入バイク

輸入バイクの燃料供給装置は一昔前に比べて大きく進化しています。それによって燃費が大きく向上しオートバイは環境にも経済的にも優しいものとなりました。以前までは輸入バイクも国産バイクもキャブレターという装置を搭載していました。キャブレターとはエアクリーナーから吸入した空気をエンジンに送り込む際に生じる負圧によってキャブレターからガソリンを吸い上げ、空気と混合し、エンジンに送り込んでいました。ですが現在の輸入バイクはフューエルインジェクションという燃料供給装置を採用しています。

フューエルインジェクションとはキャブレターとは違い電子制御によって空気とガソリンを混合しエンジンに送り出します。そうすることで常に適正な混合比でエンジンを稼働させることができるのです。キャブレターは機械的な動作であるのに対し、フューエルインジェクションは電気的な動作です。多くのライダーはキャブレターの方が楽しい、フューエルインジェクションになるとセッティングも電子制御になってしまうので物足りない、と感じてしまいますが他の部分での楽しみが増えます。

フューエルインジェクションの方がしっかりとしたデータによって計算された混合比で混合器を作り出すことができますので、マシンの性能をフルに発揮することができるのです。輸入バイク、国産バイク問わず走りを楽しみたいのであれば、フューエルインジェクション搭載の車両を選択するというのも良いでしょう。